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2018/09/25

作った効果音を、Unityにエクスポート

GameSynthには、強力なUnityエクスポート機能が備わっています。 自動でwaveファイルをUnityプロジェクトへ転送することはもちろん、メタファイルの生成、サウンド設定の反映も行えるほか、Unity内で効果音を扱うサウンドスクリプトの生成も行えます。


前回の記事で紹介した、GameSynthで「20種類の剣の音、150種類の衝突音、1000種類の風切り音バリエーションを作る」 といったことが容易にできる事に加え、今回紹介するUnityエクスポート機能は、ゲームサウンド開発の強力な一手になるでしょう。

エクスポートウィンドウ

Targetセクション

ミドルウェアとしてUnityを選び、お使いのゲームプロジェクトパスを設定します。

Sample filesセクション

ランダムバリエーションの割合(どの程度ランダム幅を持たせるか)、チャンネル数、命名規則を設定します。
上の設定では、「バリエーション幅30%で20種類の衝突音(モノラル)を書き出す」ということになります。 ベースネームは”Impact”、開始番号は"0"のため、Impact_0.wav~Impact_29.wav といったファイル名で書き出されます。

Resource Settingセクション

ローディングタイプ、圧縮フォーマット、プリロード、ノーマライズなどの設定を行います。
これらの情報は、効果音が吐き出される(ファイルの置き場所である)リソースフォルダ内に、.metaファイル形式で一緒に書き出されます。

効果音デザインからUnityエクスポートまで

以下の動画にて、GameSynth内で衝突音を作成 → Unityプロジェクトにエクスポート の流れをシンプルに行えることがわかるかと思います。



またエクスポート時、Unity内で使えるサウンドスクリプト(C#・Javascript両対応)も同時に吐き出すことができます。

GameSynthで作成した複数の効果音バリエーションに対し、シーケンシャル、シャッフル(連続再生のないランダム)、ランダム形式での再生が簡単にできます。また、再生ボリュームやピッチのランダムネスの調整も可能で、サウンドの再生に関するカスタマイズ可能なオプションを提供します。

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こういったエクスポート機能は、Unityユーザーの方にとって サウンド構築の強力なツールになるでしょう。

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