s
加工前(DSPAnimeで作っただけの音)
加工後(Audacityで加工した音)
DSPAnimeの、「格闘音」モデルで作れる音…
ゲーム向けというよりは、むしろちょっと昔の
格闘アニメっぽい音が多いわよね?
ああ。
ドラゴンボールとか、そんな感じを想像させる音が多いな。
そこで今回は、このDSPAnimeの「格闘音」を、
もっとゲーム向けの爽快感のある音に
作り変える方法を見てきましょうか。
ゲーム向けの音?そんなことができるのか?
私が思うに、たとえばゲームで
「ボタンを押したら主人公がパンチを繰り出す」って場合、
パンチを繰り出すときの「風切り音」もほしいと思うわ。
「ヒュッ」「フッ」って音ね。
なるほど。
そういう風の音も出るわけだ。
この風切り音、実は
弊社開発中の効果音ツールGameSynthで作り出すことができる…! けど、
この講座では、なるべく無料で作っていこうと思うから、
以下の無料効果音サイトから、ありがたくダウンロードさせてもらったわ。
効果音ラボ|「剣の素振り1」
まずは、DSPAnimeの格闘音に、この風切り音を、組み合わせましょう。
お、おい…なんか前回の講座より、難易度上がってないか!?
落ち着いてやれば大丈夫。上の動画でやってることはこの2点よ。
・風切り音を、ピッチとスピード調節して、素早さ感を上げている。
・風切り音と格闘音を、タイミングよく組み合わせる。
そ、そうか!
で、さらにここから、
打撃音に「強さ」を加えるため、一手間加えてみましょう。
へー、この「ディストージョン」ってエフェクトは便利だな!
音が刺激的になるのか。
そうそう。
ただし、こういった破壊系のエフェクトは、
強すぎたり大きすぎたりすると、ユーザーに不快感を与えるから、
バランスを見て適度に使うといいわ。
加工前
加工後
一見似ているが…
攻撃音がすごく気持ちいい…気がする!
なんかこう、爽快感が出たな。
効果音って、普段あまり意識して聞かないけど、
本気で、作品を盛り上げたいと思うなら、
こういう調整はすごく大事なことなの。
これからもどんどん記事を更新していくから、
ぜひこういうテクニックで、あなたの作品をクオリティアップしてみてね。