実践! 無料でできるとっておき効果音ノウハウ講座 | 効果音配布サイトで効果音を手にいれたものの、なんか音が自分のイメージと違う…作品に合わせてもしっくりこない。そんな時、無料ツールの「エフェクター」や「波形編集ソフト」を使えば、音の印象を、ぐっと大胆に変えることができる。
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無料ツールAudacityを使って、ホラー系効果音を作ってみよう。

今回のチュートリアルでできること

加工前(DSPAnimeで作っただけの音)

加工後(Audacityで加工した音)

DSPAnimeの「イベント」音って、なんかシリアスなイラストとは裏腹に、
明るめの音が多いわよね? 「ピーン」とか。

ああ、俺もそう思っていた。
コメディシーンに使う分には、これはこれでいいんだが…

ホラーサスペンスとか、刑事ものとか、
そういう緊迫した雰囲気のシーンには、なかなか合わない音が多い…。

そこで今回は、この「イベント」音を、
もっと緊迫した雰囲気の音に編集する方法を教えましょう。

えっ できるのか?

加工前(DSPAnimeで作っただけの音)

加工後(Audacityで加工した音)


チュートリアル動画でテクニックを学ぼう!(左下の三角ボタンを押して、動画を再生)


あっ これはヤバイ…!
いかにも幽霊が出そうな音になった。

でしょ。

「スピードの変更」「ピッチの変更」で、
原音を思いっきり長く低く伸ばしてやる
「ポールストレッチ」で、
音を「空間の中を響いている」ような音色に変える。

この2段テクニックで、にじり寄るような低音のうなりが実現できるわ。

なるほど。数値を変えて、色々試してみたいな。

ちなみにこのテクニック、
DSPAnimeの「フォーリー-衝撃音(金属音)」にかけても、
面白い結果になるわよ。



DSPAnimeで作った「フォーリー-金属音」

加工後

え!? こんなに変わるのか!
調整すれば、巨大モンスターの足音とかも使えそうだな。

応援、よろしくお願いします!

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